目次
はじめに
漫画・アニメ「ゆるキャン△」にも登場し、聖地とも呼ばれた、ふもとっぱらキャンプ場。
ここは静岡県富士宮市の毛無山の裾野に広がる、日本屈指に有名な富士山絶景キャンプ場で、雄大な景色、広い草原、自然との一体感が魅力。
この記事では、実際に訪れた体験を基に、特徴・設備・利用のポイントを詳しく紹介する。

基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 静岡県富士宮市麓156(山梨県側からもアクセス可) |
営業期間 | 通年営業(定休日無し) |
チェックイン・アウト | チェックイン 8:30〜17:00 チェックアウト ~翌14:00 (日帰りは ~17:00可) |
アクセス | 車:河口湖IC(中央自動車道)から35分/新富士IC(新東名高速道路)から約35分 電車+バス:富士宮駅または河口湖駅より朝霧方面行バス、下車後徒歩約20~30分 |
サイト種類 | 広大な草原のフリーサイト(車両横付け可) |
サイトマップ

施設・設備
- トイレ:洋式・温便座・ウォシュレット付きの清潔な男女別トイレ複数箇所
- 炊事場:冷水のみ対応、洗剤なし(冬は冷たい)
- 売店・自販機:牛舎横の売店(薪・調味料・お土産等)、管理棟そば・自販機あり
- 食堂:金山テラスあり(富士山を眺めながら飲食可能)
- 風呂:金山温泉の日帰り入浴が無料で利用可能
- ゴミ処理:サイト内で可だが条件あり
- 薪・燃料販売:薪・木炭・ガスなどの販売も充実(併設施設で扱いあり)
特徴と魅力

広大な敷地と富士山の絶景
富士山の全貌が一望でき、日の出・夕景・星空すべてが画になる。秋は毛無山の紅葉もまた絶景。
広大な草原には遮るものも少なく、広い空の下で心身共にリフレッシュできる。
高所なため虫が少ないことも魅力。
自由に設営できるフリーサイト
場所を選ばず設営可能なフリーサイト。
草原のど真ん中でグループキャンプ、林間付近でハンモック泊、富士山サイドで目の前に富士山を独占してみたり、Q・K・Lあたりの奥地でプライベート感を楽しむなど、調整が自由自在。


設備の充実度の高さ
綺麗に整備された水洗トイレや水場、必要なものが大体揃う売店、夜間に不足した飲食料・燃料を補充できる自販機、疲れと汗を流してくれる温泉、メニュー豊富な食堂、と設備の充実度はトップクラス。
気になった点
- 混雑しやすい:土日祝やGW、連休は特に混雑。平日狙いが無難。
- 風が強いことがある:強風・突風が多く、モノが飛ばされないよう対策は必須。
- 日除けが必要:木陰が少なく、日中のタープ/シェルターは必須。
- 下界との寒暖差:標高約830mのため気温差もあり、場所柄的に冬場は極寒。
利用料金(2025年時点)
区分 | 日帰り | 宿泊 |
---|---|---|
大人(中学生以上) | 500円 | 1,000円 |
小学生 | 250円 | 500円 |
バイク・自転車 | 1,000円 | 1,000円 |
車(普通車) | 1,000円 | 2,000円 |
キャンピングカー等 | 2,000円 | 4,000円 |
デイキャンプ | 上記料金の半額(条件あり) | — |
予約方法・キャンセルポリシー
- 完全予約制であり、予約は公式サイトから毎月第1水曜日夜に開始
- キャンセル料:キャンプサイトは無料(ただし要手続き)、宿泊施設はタイミングに応じて発生
おすすめしたい人
- 充実した設備・環境で安心して楽しみたい初心者・カップル・ファミリーキャンパー
- 広大なフリーサイトで自由に楽しみたいグループキャンパー
- 富士山を目の前にした絶景ロケーションを求めるキャンパー
- ツーリングも併せて楽しみたいバイク・自転車キャンパー
総評
良い意味で人を選ばない、ザ・万人受けするキャンプ場といえる。
このあたりはスーパーも遠く、買い忘れがあると大変なのだが、ふもとっぱらは現地で大体のものは手に入るので、安心感も別格。
なお、私はこれまで20回以上このキャンプ場に通ったが、お気に入りは富士山を目の前に独り占めできるQサイト。
最近は食材も買わず、付近のツーリングを楽しみ、金山テラス/キッチンで食事を済ませることも。
とにもかくにも、キャンプデビューやカップル・ファミリーには打ってつけのキャンプ場である。
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